唐突ですが
ゴルフ以外の運動をしていますか?
最近のゴルフは乗用カートを導入しているコースが多く、
18ホール歩くことは少なくなりましたが、
カートに乗ったとしても階段や傾斜、ボール探しにグリーンのライン読みと、
かなり歩くのがゴルフです。
普段の生活では1日2.000~3.000歩でしょうか?
ゴルフに行けばラウンドで10.000歩以上は軽く歩かされます。
この歩く動作の中にスイングをする動作もあるわけで、
体力がなくては厳しく、またスコアーを出そうと思えば頭もフルに活動させる
ので、エネルギーも相当なものです。
普段の何気ない生活の中にも少しトレーニングの要素を入れることが重要になります。
ラウンド後半になるとスコアーを崩す傾向がある方は体力的、エネルギー不足が原因かもしれません。
自分の健康維持、スコアーUPのためにも日々の運動を実践していきましょう。
では何をすればと言うと、まずは有酸素運動です。
やっぱり歩く機会を増やすことがとても大事になります。
車に乗る方であれば、近い距離は車に乗らずに歩く。
高い建物にお住み、お勤めの方はエレベーターを使わずに階段を使う。
(途中の階で降りて階段を使うでも十分ですよね)
電車を利用されている方でしたら最寄りの改札口の近くに乗車するのではなく、
わざとそこから遠い車両に乗る。
自宅からあまり外出されない方であれば、自宅の階段を何往復かする。
階段が無い方であればお風呂掃除、トイレ掃除、玄関や廊下掃除を毎日必ずする。
何気ない日常も自分の健康のために工夫されることがとても大事になります。
もしジムに行かれる時間があるのであれば、専門のスタッフにメニューを作ってもらうことお勧めします。
ただ重量の重いものを扱うことは控えた方が良いと思います。
自分の重さ、500mlのペットボトルの重さがあれば十分トレーニングできます。
無理に頑張って体を壊してはなんにもなりません。
軽い重さのものを確実な動きで数セット、スピードをつけたりゆっくりしたりと、
意識を変えるだけで体はしっかり鍛えられます。
またご自宅に居ながらにしても朝晩の布団の上で5回、10回の腹筋でも継続が力になります。
歯を磨きながらのスクワットや椅子に座ったら、膝から先を腰に負担がない程度に少し地面から足を持ち上げる。
テレビのリモコンを手に持ち手首の上下でリストアップ。
生活の中にでも少しの心掛けで体は動かせます。
トレーニング系の動きと体のしなやかさ、ケガ予防にストレッチは欠かせません。
年々体は硬くなりますし、筋力は落ちてきます。
柔軟性がなくては直ぐにケガをしてしまいます。
腕を体の前から徐々に上に上げ、そのまま後ろに下げて手が
大きな円を描くように動かすことで肩回りが解れます。
また両肘を横に向けて地面と平行になるまで上げ、両肘を後方に下げることで
肩甲骨の可動域が拡がります。
テレビを見ながら床に座り足を開脚させることでも股関節が意識できます。
少しを時間でも毎日やることがとても大事なことです。
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スイング作り
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スイングを作るうえで大事になるのがバランスとリズムです。
ボールを目の前にすると遠くに飛ばしたく強くスイングしてしまう方、
またボールにクラブを当てたいとスイングが委縮される方がいます。
まずはクラブではなく素振り用の練習器具、または野球のバットや
ご自宅にあるもの?傘(柄を下にして)などで素振りをしましょう。
重た過ぎても軽過ぎてもですが、体の前で腕を伸ばして棒を振る感覚、
その為にはどう腕が動くとスムーズかつ効率的かを認識して欲しいです。
ボールを打つことも大事ですが、自分の動きを理解しながら理想の動きを
毎日継続して練習することが安定したスイングを作るうえで大事なことです。
毎日5分から10分の素振りを継続することをお勧めします。
勿論ゴルフクラブで素振りしても構いませんが、周りの環境にはくれぐれも
注意してください。
両足を閉じてテークバックでは右ひじを下に向けて左腕を伸ばせるところまで、
フォーローでは左ひじを下に向けて右腕を伸ばせるところまで振る。
足を肩幅に広げてクラブを地面と平行まで持ち上げての平行素振りも腕の動きが理解しやすいです。
素振りも5回、10回と連続して振る時と、1回をしっかりスピードをだしてフィニッシュでしっかり
2秒くらい止まれるバランスを鍛えることも大事です。
また声を出してアドレスで1、テークバックは2、フォロースルーで3とリズムを養うことも練習しましょう。
ボールを打つほどに結果が重視されて早打ちになってはスイングの再現性は低くなってしまいます。
素振りでバランス、リズムを整え、同じスイングを7番アイアンでティーアップしたボールで練習しましょう。
ゴムティーをガツンと叩いていてはフィニッシュが取れないですしバランスが良くありません。
またリズムが整わないとボールも真っ直ぐ飛びにくいものです。
ゆっくりリズムでスイングしたり、早めのリズムでスイングしたりと、
自分の体を上手くコントロールできるように素振りとボール打ちを交互にして体に覚え込ませましょう。
毎日の素振りの習慣がボールを多く打つ練習よりも大切なことが理解できると思います。
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